【海外記事】 頭を銃で撃たれたことに4日間気が付かなかった男性(ブラジル)

頭を銃で撃たれて気が付かないなんていうことがあるのだろうか。ブラジルならあるのかもしれない。

ある男性は頭に銃弾を受けた。多少の衝撃はあったのだが「誰かがふざけて投げた石が当たった」くらいにしか思っていなかったという。

そのまま4日が過ぎたところで、腕が麻痺した感覚を覚え病院にいったところ、この事実が発覚したという。男性は弾丸の摘出手術を受け、無事回復した。


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ブラジルに住むマテウス・ファシオさん(21歳)は、2023年の大晦日にカボ・フリオでパーティーをしていたとき、頭に衝撃音が走り、痛みが走った。

 

マテウスさんが本能的に頭のてっぺんに手をやると、血が滴っており、パーティーに参加していた医者がマテウスさんの頭から滴り落ちる血に気付いて止血を行った。

 

だがマテウスさんは酔っていたこともあり、誰かが悪ふざけして投げた石が当たったくらいにしか思っていなかったため、傷口に氷を当てただけで病院に行くことをしなかった。

 

1月1日、友人たちと新年を祝い、海で泳いだりしながら楽しい時を過ごし、約300km離れたフイス・デ・フォラの自宅まで車を走らせた。


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友人とマテウスさん(右)

1月3日には、いつものように出勤し、友人たちに会うためにリオデジャネイロに向かった。翌4日、マテウスさんは昼寝をしたあと左腕の感覚に違和感を覚えた。

 

動かすことはできるのだが、力が入らず握力がないような奇妙な感じがしたという。

 

心配になったマテウスさんはすぐに地元の私立病院に直行した。医師に4日前に頭部に衝撃を覚え、出血したことについても話した。

 

そしてCTスキャンの結果、驚く事実が判明した。

銃弾が頭部に食い込んでいたことが判明

マテウスさんが頭に当たったように感じた石は、実は弾丸で、頭に突き刺さっていたのだ。


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驚きを隠せない医師は、このように話している。

マテウスさんを見て、私も他の医師も看護師たちも信じられませんでした。

 

頭に銃弾が刺さったまま、4日間普通に過ごしているというのは考えられないことです。彼は生まれ変わったのかもしれません。

弾丸の摘出手術が行われ無事成功

医師はマテウスさんと彼の家族に、脳内の9ミリ弾は脳のそれほど重要ではない部分にあるとはいえ、将来深刻な問題を引き起こす可能性があるため手術で取り除かなければならないと説明した。

 

もちろん、手術には脳出血や脳液漏れ、さらには死亡といったリスクもあったが、最終的に手術は成功し、マテウスさんはすでに完全回復に向かっているということだ。

 

だが誰がマテウスさんを撃ったのか?その理由については明らかにされていない。もしかしたら流れ弾だったのかもしれないし、狙われた可能性もある。

 

 

𝓓𝓮𝓵𝓲𝓿𝓮𝓻𝓮𝓭 𝓽𝓸 𝔂𝓸𝓾 𝓯𝓻𝓸𝓶 みっちゃん 𝓓𝓮𝓵𝓲𝓿𝓮𝓻𝔂